最近では、パリジェンヌに憧れる女子が増えていることに伴い、フランス製の家具やアクセサリーといった商品が年々増えているようですが、中でもフランス式のベッドルームは特に女子の憧れの的となっています。フランス式のベッドルームと一概にいっても様々で、ベルサイユ宮殿からプロヴァンス地方の田舎町まで、多様なスタイル、時代、地域からインスピレーションを得ているんです。そこで今回は、フランスやパリジェンヌが好きな方に向けて、現在の寝室をフレンチスタイルに一気に変身させてくれる、ゴージャスなベッドを4つご紹介します。では早速、見ていきましょう!

  1. ボナパルト・フランスベッド

ボナパルト・フランスベッドは、マホガニー木材(無垢材)を使用し、ヘッドボードとフットボードに精巧な手彫り彫刻が施されたベッドのことです。リーガルサイズの高級ベッドとして知られていて、どことなく壮大な威厳を漂わせているものの、花の彫刻とボーンチャイナブルーの配色によって、繊細な雰囲気を醸し出しています。

仕上げに施された柔らかなタッチによって、れっきとした高級品であることが程よく演出されています。例えて言うなら、まるでマカロンがぎっしり詰まった淡いブルーのラデュレの箱のようで、美しいおとぎ話に出てくるような、絶妙に繊細なフランスベッドです!

  1. シャトーヌフ・ラタンベッド

シャトーヌフ・ラタンベッドは、とてもロマンチックで魅力的なラタン調のベッドです。最近のインテリアトレンドとして、よりナチュラルで洗練されていない、少しダメージがあって使い古された家具というのがありますが、シャトーヌフ・ラタンベッドはこのトレンドをずばりおさえています。ヘッドボードの枠組みには、精巧なセンタートップのデザインが施され、4本のカブリオールレッグのフットエンドとドッグレッグには、それぞれアカンサスの螺旋状の装飾が手彫りされていて、アンティーク調のベッドフレームに仕上がっています。曲線を描く二層のラタンヘッドボードパネルは、ベッドに愛らしさと美しさを添えると同時に、ハイエンドな創造性を加えています。

マホガニー木材製のリサイクルフレームにわざと粗めの処理をし、本来の木の美しさ、自然な節、割れ目、木目、クセを見せることで、ナチュラルでゴージャスな天然素材の真価を発揮しています。フランスの田舎町「シャトーヌフ」のコテージにインスピレーションを受けたこのベッドは、シンプルでロマンチック、そして自由なスタイルの典型だといっても過言ではありません。リサイクル木材を使用した仕上げにより、繊細な温かみがプラスされているので、真っ白で素っ気ない寝室にも、クラシックなフレンチスタイルの寝室にもぴったりとマッチするベッドとなっています。

  1. デルフィーヌ・ローフットボールベッド

エレガントさがたっぷりのデルフィーヌ・ローフットボード・ベッドは、ルイ15世の時代に開花した軽やかなロココ様式のデザインからインスピレーションを受けていて、穏やかなニュートラルカラーを基調とした理想的なフレンチスタイルのベッドです。マホガニー木材を使用した手彫りの高級ベッドであり、美しい曲線のパッド入りヘッドボードと、優雅な猫脚であるカブリオールレッグが特徴となっています。最終段階では、7段階におよぶ特殊な仕上げ工程を経て完成され、時代を超えたアンティークの風合いを見事に実現しています。ヘッドボードの前面と背面には、繊細でわずかな白のティッキングストライプが施され、コットン生地で丁寧に張られています。

ヘッドボード側面にあるスクロール模様、柔らかなスカラップ形状のサイドレール、カブリオールレッグなど、クラシックなフレンチ調の魅力がたくさん詰まっています。また、色調はニュートラルであるため、どんなカラートーンの寝室にもマッチするでしょう◎。

  1. リット・ダムール・ベッド

リット・ダムール・ベッドは、とても愛らしく、快適なベッドです。手彫り、ボタン付きの張り地、スワッグ、アカンサスの葉、花の模様、カブリオールレッグ、そして柔らかなカーブを描くヘッドボードとフットボードなど、すべてのディティールが繊細にマッチしています。木は手彫りされているほか、白のハイライトが入った淡いグレーの色に手塗りされ、さらにはディストレス加工が軽く施されています。